卓上電子ビーム照射装置 SES-2100H

  研究用 リース用

 

 現在、新規な機能性材料を創出することが強く求められています。電子ビームを新規試料に照射することによって、全く新しい機能性(長寿命、強度、安定性など)が付与されることが知られています。しかし、研究において、電子ビームを照射することで、機能性が生まれるかを調べることは、電子ビーム装置が大型であることから容易ではありませんでした。そこで、新規な材料を開発している研究者の方々に、リースでも使うことができるような卓上の小型の電子ビーム照射装置を開発しております。
 電子ビーム(加速電圧 80KV , 電流 ;0.2mA)を、試料室(N2ガス雰囲気)におかれた試料に照射することによって、試料表面の深さ約、50μmの領域の物質の重合、分解、合成がおこり、新しい機能性が生まれます。

装置の説明

・ 装置は、電子源と、電子源に加える高圧電源、試料室
  と電子に伴って発生するX線をシールドするシールド室
  (SUS製)よりなっております。
・ アノードから発生した電子は、高圧電源で加速され、
  電子源の薄膜を通過して、1気圧のN2ガスで充満され
  た試料室に放出され、その下に置かれた試料台の上の
  試料に照射されます。(右図でN2ガス中では、N2ガス
  分子と電子が衝突して発光が生じております)
・ 試料室は約8cm四方ですが、電子線が照射される
  領域は、約直径 1cmの大きさです。
・ 装置は、外部のコンピュータから制御することが可能で  
  す。

応用分野

 

  1、セルロースナノファイバー、カーボンナノファイバーを含む新規材料の開発用
  2、電子ビームで重合が起こり、強度、寿命、軽量化が実現します。
  3、ナノテクノロジー用途の材料の新規な機能性が生まれます。
  4、バイオナノチップの局所的な領域だけに新しい機能性を付与できます。
  5、表面分子を活性化することによって、新規な分子層を形成できます。
  6、微小領域の殺菌や急速乾燥ができ、また、ぬれ性を改善します。

現在、開発中です

 

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